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私が兼務している神社に「宮代山王日枝神社」があります。この神社の例大祭は、昭和31年に福島民報新聞社から福島県十大祭に選定された祭礼で毎年5月1日に開催されます。この祭礼に欠かせないのが巫女舞です。今年は、巫女4名が全員入れ替わりゼロからの出発でしたが、練習を重ねて2月には何とか形になりました。しかし、新型コロナウィルス感染症拡大により巫女舞は中止となり、なかなか披露の機会がありませんでした。そんな折り、余目小学校から全校生の前で巫女舞を見せてほしいという話があり、全校集会の時間に発表してまいりました。巫女たちは、体育館のステージ上にセットされた3畳ほどのゴザの上で、楽人が演奏する雅楽に合わせてしっかりと舞うことができました。舞が終わると全校生から大きな拍手がおこり、「可愛いかった。」「上手だった。」「きれいだった。」という感想までいただきました。巫女さんたちにとっては、今年一番の素晴らしい体験をさせていただいたと思っております。
ちなみに、私も巫女舞が始まる前に、日枝神社の由緒について5分ほどお話をさせていただきました。久しぶりに大勢の子どもたちの前で話したので緊張で顔が熱くなるのを感じました。一番緊張していたのは間違いなく宮司でした。
今回は、最近奉仕させていただいた外祭(開店清祓い)についてご報告させていただきたいと思います。
令和2年9月20日 町庭坂に開店するレストランの開店清祓いに行って参りました。
この店のシェフ兼オーナーは、福島の繁華街で飲食店を開いていらっしゃいましたが、新型コロナウィルス感染症の影響で来店者が激減してしまったことから、福島市の郊外で家族連れや少人数のお客様がコロナウィルス感染の心配なく、ゆったりと食事を楽しまれるレストランを開店することにしたとのことです。
店舗は、古民家を改築したもので、土間をイメージした床や薪ストーブ、古い掛け時計、ミシンなどアンティーク調の調度品が心を和ませてくれました。座席もゆとりをもって設置してあり、ゆったりとした時間を過ごせること間違いなしだと思います。実際のオープンは、10月8日を目指しているということです。ご繁昌をお祈り申し上げます。
店舗情報
住 所 福島市町庭坂字清水37番地
店舗名 古民家Chief+(チーフプラス)
※ この記事は、Chief+(チーフプラス)のオーナー様の承諾を得て掲載しております。
今年のアジサイはだいぶ背丈が伸びて参道にかぶっていました。そこで、写真のように思いっきり短く刈り込んでみました。作業は8月下旬に全て終わることができ、スッキリとして涼やかな気持ちになったのは良いのですが、極端に短くなってしまい、来年はどれだけ花を咲かせてくれるか心配になってきました。来年のことを考えながら全体的なバランスを見て剪定すればよかったと反省しております。バランス感覚をもって物事にあたり極端にならないことが大切ですね。
令和2年7月31日(金)庭坂総鎮守 鷲神社夏越祭を斎行致します。日程は次のようになっております。
午後2時 夏越祭準備 神社総代の皆様により準備をいたします。
午後5時 人形の受付 鷲神社の拝殿前に受付を設けますので各ご家庭でお受けいただきました人形をお納めください。
午後9時 夏越祭神事斎行 宮司が大祓詞を奏上し人形にうつされた罪穢れをお祓いいたします。お祓いをした人形は翌日の早朝に清流に流して全てのお祓いを執り終えます。
※人形は水に溶ける紙ですので環境への影響はほとんどありません。
令和2年7月30日(木)午後8時より夏越祭を斎行致します。本年は、新型コロナウィルス感染防止の観点から青年会主催の盆踊りと売店の出店は取りやめといたしました。このことに伴い花火の時間を早め、午後7時30分より打ち上げます。花火を打ち上げることにより、疫病や災難、詰み穢れの全てを祓ってしまいたいと思います。
白和瀬神社札所の隣にご祭神である日本武尊の石像(写真)がございます。この石像は、白和瀬神社鎮座一千三百五十年を記念して御奉納いただいたものですが、数年前から月一回程度必ずお賽銭があげられるようになりました。おそらく日本武尊を崇敬する信者の方々が誘い合わせて参拝し、あげて行かれるのだと思います。是非その方々にお会いしたいと思っているのですが、まだ願いは叶っておりません。
さて、皆様ご承知のとおり日本武尊には、天皇の命により東征に出たときに敵の火攻めにあい、草薙の剣でまわりの草を刈って難を逃れたという話がございます。この話から日本武尊の御利益として火難災難除があるわけですが、今般の新型コロナウィルス感染症終息にも日本武尊の御恵みをいただきたいと思い、続けていることが二つございます。
一つは、前にも書きましたが、毎朝の朝拝で新型コロナウィルス感染症終息祈願祝詞を奏上することです。
二つ目は、日本武尊像にあがっているお賽銭を回収しないということです。これまでは、神社の鍵を閉めるときにその都度回収していましたが、新型コロナウィルス感染症が終息するまで回収しないと決めて四月下旬からそのままにしておくことにしました。福島県の新型コロナウィルス感染症新規感染者ゼロが続いたのが、五月九日からですから(※六月十八日に一人感染)日本武尊が草薙の剣の霊力で新型コロナウィルスを祓ってくださっているのかと思っています。
新型コロナウィルスという目に見えない敵に対して我々ができる対策として「外出の自粛」「マスクの着用」「三密の回避」「こまめな手洗い、消毒」などが示されていますが、これらをしっかりと守った上で、これからも日本武尊のご神徳を蒙りたいと願っているところです。
新型コロナウィルスの感染者数も減少し、福島県の緊急事態宣言も解除されたことから気分的に楽になってきているように感じております。しかし、これからが大変です。生活を元に戻しつつ気を緩めることなくしっかりと感染予防に心掛けていかなければならないと自らを戒めております。
さて、話は変わりますが、先日女性の方から電話で問い合わせがありました。内容は、「神社の上り口に赤い花が咲いている木がありますが、何という植物ですか。(写真)」というものでした。実は、昨年も参拝に来られた男性から同じことを聞かれて答えられずに恥ずかしい思いをしておりました。今年こそはその花木の名前を調べようと思っていた矢先の電話でしたので、自らの対応の遅さにがっかりしてしまいました。すぐに調べて名前が分かったらその木に名札を下げておきますと約束して電話を切りました。
それから30分ほど過ぎたころでしょうか。その女性から再び電話があり、自宅に帰る途中に花屋さんに寄ってその花木の特徴を話したら名前が分かったということでした。名前は「紅花栃ノ木(ベニバナトチノキ)」というのだそうです。疑問に思ったことをすぐに調べるこの女性のパワーと行動の早さに感服しました。ちなみにベニバナトチノキは白和瀬神社に3本あります。参拝においでの節は探してみてはいかがでしょうか。
1月7日にブログを更新してからこれまで3ヶ月以上も更新せずにおりました。言い訳をさせていただくなら、新型コロナウィルス感染症への対応に追われているうちに時間だけが過ぎてしまい、気が付いたら4月も下旬になってしまっていたということです。3月・4月は、春季例大祭の時期であり、全ての神社において来賓の招待や山車などの取り止めを余儀なくされました。また、境内においても鈴緒や手水舎の使用をご遠慮いただく対応をさせていただいているところであります。
しかし、このような状況にありましても、総代、世話人、氏子の皆様の祭祀(神事)だけは斎行してほしい。斎行すべきだという強い気持ちに後押しされ、総代のみの参列とはなりましたが、すべての神社の祭礼が執り納められようとしております。氏神様に対する皆様方の敬神の念のあつさに感激するとともに深く感謝申し上げる次第であります。
東日本大震災では、「絆」という言葉が私たちに勇気と希望を与えてくれましたが、この新型コロナウィルス感染症は、「絆」を絶ちきりコミュニティを分断していくもののように感じております。更に感染者の増加による閉塞した状況の中で、目に見えない不安と不信、不平、不満を充満させていくようにも思います。この手強いウィルスに打ち勝つにはどうすればよいのでしょうか。祝詞の中には「清き、明き、直き、正しき真心もちて」という言葉が多く出てきます。これは、神道で大切にしている日本人の有り様を端的に表したことばだと思います。正に今は、私たち一人一人が「清き心」「明き心」「直き心」「正しき心」の意味を噛みしめ「心」を強くもつこと、家庭や地域の「和」を大切にして他を攻撃しないように心掛けながら辛抱することが求められると感じています。
私も毎朝 白和瀬神社にて朝拝を行い、「大祓詞」「神拝詞」「新型コロナウィルス感染症流行鎮静祈願祝詞」を唱えて新型コロナウィルス感染症の一日も早い終息を祈り続けます。皆さん共に頑張りましょう。
お正月飾りや縁起物などをお焚き上げし、その御神火にあたることで一年の無病息災・家内安全を祈願するお祭りです。
どんと祭の日程は次のようになっております。下記の時刻に合わせてお越し下さい。
斎行日 1月15日(水)
午前 6時30分 宮代山王 日枝神社 境内東側駐車場にて斎行
午前 9時00分 大笹生 白和瀬神社 境内 拝殿前にて斎行
午前10時00分 庭坂 鷲神社 境内 社殿東側駐車場にて斎行